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C認証とは?ISO/IEC42001との違いをわかりやすく解説

  • 4 時間前
  • 読了時間: 3分

AI活用が急速に広がる中で、「自社のAI利用は本当に安全なのか」「取引先にどう説明すればいいのか」という悩みを持つ企業が増えています。そうした課題に応えるための第三者認証として、2026年にJDLA(日本ディープラーニング協会)が策定した「AIガバナンスC認証」(以下、C認証)がリリースされました。

一方で、AIガバナンスの国際規格としては「ISO/IEC 42001」も存在し、「どちらを取得すればいいのか」と迷う企業も少なくありません。本記事では、C認証とISO/IEC42001それぞれの特徴と違いを整理します。

本記事の比較・見解はElithが支援実績を踏まえて独自に整理したものであり、JDLAおよびISO/IEC42001の認証機関の公式見解を示すものではありません。


AIガバナンスC認証とは

C認証は、企業が実務的かつ段階的にAIガバナンスを構築・証明するための、JDLAが定める基準に基づく標準的な第三者認証制度です。企業のAI利用・運用体制が、この基準への適合性を客観的に証明し、顧客への信頼を担保する基準として位置づけられています。

認証基準の概要は、大きく次の4項目です。


  • 利用するAIの把握

  • リスク評価・対応のための組織整備

  • リスクアセスメント

  • リスク対応


取得までの支援期間は最短2ヶ月〜が目安とされており、比較的短期間で取得を目指せる制度です。



ISO/IEC 42001とは

ISO/IEC 42001は、AIマネジメントシステムに関する国際規格です。組織全体のAIマネジメント体制を対象とする、国際標準の本格的な認証制度で、グローバル展開を見据えた企業に選ばれることが多い規格です。取得には数ヶ月〜1年以上を要し、審査範囲もC認証に比べて広くなります。



両者の違いを整理する

比較項目

AIガバナンスC認証

ISO/IEC 42001

策定・基準

JDLAが2026年に策定

国際標準化機構(ISO)による国際規格

対象範囲

AI利用・運用に特化

組織全体のAIマネジメント

取得までの期間

約1.5ヶ月〜が目安

数ヶ月〜1年以上

特徴

初めてでも取り組みやすい

国際標準の本格的な認証制度

両者は上下関係にあるものではなく、企業のフェーズや目的に応じて選ぶべきものと捉えるのが実務的には妥当です。


  • 「まずは国内の取引先に向けて、AI活用の安全性を説明できる状態を作りたい」という段階の企業には、C認証のような取り組みやすい制度が適しています。

  • 「グローバル展開を見据え、組織全体のAIマネジメント体制を国際標準に合わせて整備したい」という企業には、ISO/IEC42001のような本格的な規格が適しています。



まず何から始めるべきか

すでにAI活用が全社に広がっているものの、管理体制の整備が追いついていないという企業も多くあります。そうした企業にとっては、まず実務に即した基準で自社の現状を可視化し、対外的な説明ができる状態を作ることが優先度の高い一歩になります。

Elithでは、C認証取得に向けたヒアリング・GAP分析から、規程整備、審査対応までを一貫して支援しています。「まずどこから手を付ければいいかわからない」という段階からのご相談も可能です。

注記:本記事における認証制度間の比較は、Elithが企業への支援実務を通じて得た知見に基づく独自の整理です。JDLAは公開の場においてC認証とISO/IEC42001の比較を行っておらず、本記事はJDLAの公式見解を代弁するものではありません。制度の詳細・最新情報については、各認証機関の公式情報をご確認ください。

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